【コメント】
まだ本格化していないワラサであるが、マダイとワラサの五目狙いで剣崎より出船することとなった。まだ経験していないワラサのアタリや引きを想像しつつ、かなり期待に胸をふくらませていた。船長もきっとそうであったはず(笑)
私の釣り座は右舷胴の間。朝一番、ワラサを狙って目指すは剣崎沖水深25〜35mのポイント。仕掛け投入の合図で皆一斉にスタート!しかし誰にもあたりがでない。いないのか?まだ回ってこないのか?
2度目の流して左舷ミヨシの▲さんに待望のワラサHIT!!!船長も「ワラサだ!しっかり上げてよ!」と興奮気味。が、リーリング開始してまもなくばらし。聞けばなんと▲さんはハリス3号!磯釣り師だから細ハリスのやりとりに慣れていて、太いハリスは逆に抵抗がある方らしい。残念。しかし、あたったということは船下にワラサが来ているはず。みな一心不乱に誘いを入れる。コマセを撒く。しかしその後誰もあたらず。
数回、流し替えするが魚は誰にも顔を見せない。他船でぽつぽつワラサをあてて必死にファイとしている様子。他のお客さんがタモを持って駆け寄るが空で戻る。そんな光景を見ること数回。皆ばらしている。う〜ん、ワラサってあててからが難しいのだな。よし、せっかく仕立てで混んでいない船だから、あたったら慎重にやりとりするぞ!と心の準備。
まもなく、私の左隣、右舷ミヨシの●さんに何者かがHIT!竿もいいしなりをしている。船長は「ワラサ?ワラサ?」とまた興奮(笑)。でも●さんは「ぜんぜん引かないなあ・・・なんだろう。」と「?」顔。そこで上がってきたのは1キロくらいのマダイ。食べ頃サイズである。船上にやっと活気が戻る。「やった〜!」「よかったよかった!」「いいなあ。」とひとしきり皆で騒いでまたそれぞれ釣り座に戻る。すると今度は私の右隣の相棒に何かがヒット。しかしこれも本人は「う〜ん、ワラサじゃないけどまあまあ引くなあ。」とあまり景気がよろしくない。そこであがったのが初対面、「タカノハダイ」。シマシマが見えた時に「お?イシダイ?」と思ったがなんだか縞が斜めに入っている(笑)。船長が「けっこう美味しいよ。」と言うので、キープ。その後まもなくまたもや相棒の竿がしなる。いいしなりはしているがワラサではないようだ。これがまたまあまあサイズのマダイ。むむむむむ〜!ワラサはどこじゃ!
私はひたすら、マダイも外道も狙わずワラサの一発にかけていた。他船でのばらし連発を見て、ハリスを8号まであげて万全の体制。しかし喰い渋りのようなのですぐにあきらめて6号にもどしたり、4号まで落としたりと試行錯誤。しかしあたらず釣れず・・・。
静かな時間が過ぎていく・・・・・・・・・・・
ポイントを変えるたびに潮の状況がことごとく変わる。今日の釣りは難しい。鏡のようなべた凪の場所もあれば、上はものすごく早い潮で底はまったく流れていない二枚潮の場所もある。棚が取れない。おまつりも数回発生。今までの経験では、二枚潮の日は外道以外釣れた試しがない。中盤を過ぎて私は首と肩の負傷箇所が痛み始め体ボロボロ、腕はパンパン。手首腱鞘炎ぎみ。そして弱気になりつつあった・・・。
完全な潮止まりを迎え、船長は15分ほど船を走らせてポイントを東京湾口へ移動させる。タチウオ船団が見える。あっちは釣れてるのかなあ〜。ここもまた潮の状況がよろしくない。船長はマダイを狙えと言うが、ブラックバスでも釣れそうな流れのない薄緑色の海面。かと思えば道糸が真横に流れる二枚潮。いかにも釣れなそうな雰囲気にやる気をなくしているところで、左舷トモの★君が何かをしとめた。しかし早すぎる潮にもっていかれて、「魚の引きなのか潮なのかわからない!」と★君は笑っている。「マダイっぽいけど潮で三倍の引きになってる(笑)」と言っているとおり、竿はググンとしなり、なかなか魚があがってこない。で、正体はご本人の予想通り、リリースサイズにギリギリセーフのかわいいマダイちゃん。「やっぱりなあ・・・。」と★君は少し残念そう。●さんは、と見ればアジの泳がせをやっている。何か釣れるかな?
で、私はといば、あいかわらず何もあたらず。おひょひょ〜。沖揚がり予定時刻の30分前くらいに、やけくそでウイリー仕掛けまで取りだした。が、それも無駄な努力となった。午後1時、むなしくも沖揚がりとなった。港にあがると、他船のお客さんはイナダやワラサ、大型マダイを入れたクーラーを開いて楽しそう・・・。が、全体的にワラサはまだまだ上がる数が少ないようであった。
拝啓 けいこチャン。
ワラサは11月位まで狙える魚であり、これが最後のチャンスではないわけで・・・
(最近、レンタルビデオで「北の国から」を見ているわけで・・・) |