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カワハギ釣り
ビギナーおすすめ度:★★★★
釣行 2003/10/10 船宿 :金沢八景 一之瀬丸
■カワハギ

16cm〜24cm 11匹(うち5匹リリース) 外道にウマヅラハギ10cm/トラギス/ベラ

使用タックル
■リール SHIMANO  アクシス400F + PEホワイト1.5号100m
■ロッド SHIMANO  BAY GAME タイプ1 カワハギM180
■仕掛け
自作の3本針仕掛け(幹糸フロロカーボン3号+枝糸ホンテロン3号)
枝糸間隔は10センチ。枝糸長は6〜7センチ。
針:●ガマカツ/江戸前皮ハギ4/5/6/7号
  ●owner/満点カワハギ5号
  ●ガマカツ/チヌ(カワハギ)中
  ●ガマカツ/皮はぎアサリ5号
  ●カワハギ丸せいご 7号(メーカー不明)
おもり:夜光だるまシンカー、ナス型(オリジナル塗装)
    だるまシンカー白、金色丸形おもり など。
集魚&中おもり:オリジナル中おもり集器
        市販のシェル集魚板
初めての1人釣行なのであった
前回のワラサ釣行で置いてけぼりをくらった私は、どうにも釣り病がおさまらずにうずうずしていた。
何でも良いから釣りたい。翌日、相棒は仕事なので、1人で釣りに行こうかな〜なんて。
オカッパリも候補に含めて、釣果情報をネットで探っていた。
すると・・・
常宿となりつつある「金沢八景・一之瀬丸」のサイトにとどめをさすキャッチコピーがあった。
---カワハギ船 10月10日より出船開始します!---
ということで、初めての1人釣行はなんとなく決行となったのでありました 。
午前6時20分。船宿に着くと、駐車場も受付も平日とは思えない数の車とお客でごったがえしていた。
まさか皆、初カワハギ船に?と思ったのは大きな間違いであった。
ここ数日の久里浜沖マダイ好釣の知らせに集まった常連さん&一見さん達だ。
カワハギ船の席札を取りに行ってみると・・・誰もいない。席札はどこでも取り放題の状態である。
最悪、私1人で出船だ・・・。
翌日から三連休。釣果を出してあげないとその後の客足に影響する。
別にそんな責任など感じる必要はないのだが、変に緊張していた。
お客は私とおじいさん(初心者)だけ・・・
一応右トモを確保し、バケツ、氷、タックルの準備。
そうこうしている内に背後に人の気配が。おじいさん寄りのおじさんが左トモに乗ってきた。
皮はぎ名人かな?だったら色々質問してみよう♪
と思っていた矢先、船長がおじさんに「釣り方分かりますか〜?」と聞いている。
むむ?常連さんではないらしい。
おじさんの返答を耳を澄まして聞いてみる。
「いや〜初めてだから何にもわかんないよ〜。教えてね。」
が〜ん!竿頭にならないと皮はぎ引退宣言しないといけないような状況じゃないかあ!
ちょっと遅めの7時40分に出港。湾内に出ると意外と波が立っていた。
波かぶりがすごいのでキャビンでポイントまで過ごす。
が、めずらしく気分が悪くなってきた。寝ていないことが最大の原因であろう。まずい状況だ。
エンジン音が静かになった。ポイント到着だ。
さあ、実釣開始!と気合い十分にキャビンから外に出ると・・・そこは荒海だった。
竹岡沖のはずなのだが、なんだか金谷寄りのような気がするけど、気持ち悪くてよく分からな〜い♪
カワハギ釣りには最悪のコンディション。そう認識するやいなや気分の悪さが最高潮に達し・・・
(あとはご想像にお任せします。) 
「う〜!おえ〜!」と言いながら必死の思いで仕掛けを投入する。
あまりの気持ち悪さに最初は自分で何をしていたのかあまり覚えていない。
タタキ釣りをしたり、聞き合わせ釣りをしたり、いろいろしていたとは思うのだが・・・
なんとか一流し目で1枚目をゲット。得意技の船中1枚目だ。
船長が「写真撮らせて!」というので撮ってもらう。
せっかく写真を撮ってもらったのだが、かわいすぎるサイズなのでリリース。
一枚釣れたことで気分の悪さが薄らぐ。
エサ付けが重要なのです
カワハギ釣りはタックルや仕掛けももちろん重要だが、一番肝心なのが「エサ付け」である
アサリのはらわたを喰いに来るカワハギを釣るには、針先が丁度はらわたのところに来るように、しかもエサを取られづらいように水管とベロにしっかりと縫い刺さなければいけない
このエサ付けに掛かる時間をいかに短縮し、手返し良く釣るかが釣果に影響する。
これが難しいんだなあ〜!
しかも、船酔いしたことある方ならお分かりだと思うが、手元とか近いところを凝視すると余計に「オエッ」とくるのである。しっかりとアサリを付ける作業は困難を極めた。一刺しして遠くを見て深呼吸。また一刺しして深呼吸。手返しもへったくれもない私。
トホホ・・・
途中、面倒くさくなって水管とヒモを取っ払い、ベロに一〜二回刺して針先をはらわたに隠す方法も試した(右の写真)。だが、何のシグナルも出さずに彼らはあっさりとアサリを取っていくのでやめた。同じエサを取られるのでもシグナルが出た方がましだ。

波が高い。実際には波が高いのではなくて、うねりと風の影響のようだ。
底立ちを取るのもアタリを取るのも難しい状況が続く。
今日は外道の食いが活発だ。カワハギ一枚あげるのに10匹以上外道を釣っている。(ホント)
気分もだいぶ回復し、竿先、糸ふけに気持ちを集中させる余裕が出てきた。
最初の一枚と同型のカワハギを3枚あげたころに、外道とカワハギのアタリを区別出来ている自分にびっくり。
カワハギは「ボボボ〜ン」とアタリを出し、リーリング時の抵抗は「ぼ〜ん、ぼ〜ん。」である
外道はいきなり「ビビビッ」と引き、リーリング時は(二点掛けだとカワハギと似ているが)「ぼ〜ん、ビビッ」といった感触。
わかりますか?(笑)
12時頃に潮止まりを向かえた。が、潮止まりでも油断できないのがカワハギ釣り。
気を抜かずに誘い続けるとやはり来た!また一枚追加。
多少、外道も食いが悪くなってきたがそれでも釣れるトラギス&ササノハベラ。カモメに投げてやると奪い合っていた。
誘い方にも工夫が必要です
基本のタタキ釣り、たるませ釣り、聞き合わせ釣り、それらのコンビネーションと色々試した。
が、今日はタタキ釣りをすると外道しか来ないかエサを全部取られて終わり。
これは、荒れた海で釣る場合のいい教訓である。
カワハギの敏感なアタリがただでさえわかりにくい状況で激しいタタキ釣りをするのは、自らアタリを取るチャンスを捨てていることになっているのだ。究極、おもりが底を離れた状態でジッと待っていた方がいいかもしれないくらい。
途中、船長が「今日は中おもりなくても良いくらいだよ。」と言っていた。
できるだけ竿と仕掛けを直感的にすることで、アタリを取りやすくしてみなさい、という意味だったのだ。そして、枝糸の長さも重要。長すぎるとアタリが出ずらい。
結局、一番アタリも合わせも取りやすかったのは、斜めに聞き合わせる「這わせ風聞き合わせ釣法」。
アタリを取れるか取れないか。それが勝負の分かれ目。
外道を30匹以上釣り、アサリ付けを100個以上こなした頃、自分なりにステップアップしていた。
エサを取られたタイミングがこの荒れた状況で分かり始めていたのだ。
3本針の一つ目が取られた、二つ目が・・・あ、今ので全部無くなっちゃったな、といった感じ。
これは大きな一歩である。餌が付いていない仕掛けを使っていても外道さえ釣れないのだから(笑)。
3本針の全ての針を違う種類にしてテストもしていた。小型が多い時は「ハゲ針」「カワハギ針」が有利である。しっかりと合わせられれば、ばっちり口の皮に刺さって上がってくるのだ。
それにくらべて「カワハギチヌ」や「 カワハギせいご」は不向き。これらは針をまるごと飲み込んでくれないと針掛かりしにくい。小型は口が小さいので針を飲み込んでくれなく、針掛かりしない。
今日はアタリをちゃんと取れているらしい。本命カワハギも外道もすべて、針が良いところに掛かっていた。針を飲まれた回数はゼロ!自分では拍手ものの結果である。
だいぶ海も穏やかになってきた沖揚がり1時間半前。カワハギがそこそこ群れているポイントにあたった。最初より海も良い状況。これなら私におまかせを!とばかりに小型&良型含めてテンポ良く、入れては釣るの繰り返し。
気分上々(笑)。その時ばかりはカワハギ釣りのプロになった気分であった。
生まれて初めて竿頭。
なんだかんだとリリース含めて11匹釣った時点で沖揚がりとなった。
一応、竿頭らしい。ほんとかな?
カワハギ釣りほど研究、練習、イメージングが楽しくて重要な釣りはない。私にとってはそうだ。
ああだこうだと、騙し騙され、結局カワハギ君に弄ばれているだけなのだが、やっぱりこれはやめられない!
船酔いしたのにまたすぐ行きたいと思ってるんだから、しょうもない釣りバカです。
いや〜しかし、誰ともほとんど口聞かずに釣りしたのは初めてです(笑)。
これからカワハギ釣りをやってみようかな?という方へ。

カワハギ釣りは沖釣りの全てのテクニックが必要とされる釣りです。
裏を返せば、沖釣りの練習には最適な釣り物ということです。
仕掛けも針選びからハリス選び、ハリスの長さ、集魚板などのアクセサリーの選定、その全部が釣果に反映されます。
誘い方も多種多様です。聞き合わせ釣り、タタキ釣り、タルマセ釣り、這わせ釣り。
そしてこれら基本釣法を組み合わせたバリエーション釣法。
アタリの取り方から合わせ、リーリング。
まずはカワハギ釣りに出かけてみてください。本を読んでも、この釣行記を読んでも、きっとイメージ沸かないでしょ?
実釣に勝る勉強はありません!

 

【おすすめ度解説】
=ちょっと難しいかも ★★=他の船釣り経験者なら行ける! ★★★=他ジャンルの釣り経験者なら行ける!
★★★★=ちゃんと予習してからなら!  ★★★★★=船長&ベテランに聞きながら楽勝。気楽にGO!

 

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