駐車場から送迎車で船宿に戻ってみると、なんとタチウオ船の席札がすべて撤去されていた。(とはいえ、残りわずかだったのだが・・・)聞けば、大盛況なので2隻出しにしたそうだ。それでもそれぞれ片弦12人という混雑ぶり。う〜ん、人気船宿だなあ・・・・。一人えっちらおっちらとおぼつかない足取りでタックルボックスとクーラー、竿を持って船に乗り込む。すると目線の先に「金鰺ツアーズ」のステッカーが目に入ってきた。「なに!?」そのステッカーのクーラーの持ち主を見てみれば・・・金鰺メンバーの「ゆうさん」だった(笑)。お互いに指差して「あれえ〜!?」と叫ぶ。そんなこんなで、席札は無視し、ゆうさん達のご好意で右舷トモ2番手の席におさまることになった。
ゆうさんは二人の金鰺メンバー、やしきさん&KENさんと一緒に来ていた。このお二人とは初対面。「いつもホームページ見てますよ!」とやしきさんに言われて照れてしまった。側にいたおじさんが「なんじゃ!?」と不思議そうな顔をしていた(笑)。
今回のタックルはビシアジ用ロッド「マニアスティック鰺スペシャル160」と電動リール「Daiwa HyperTanacom400BDe」。タチウオではクッションゴムを使わない。天秤にクッション性能を求めるために形状記憶タイプではなく通常の弓形天秤を使用する事にした。急な出撃だったので自作仕掛けは用意できず、昨年の「タチウオバトル」で頂いた「misaki タチウオ速攻パイプ」をメインに、船宿推賞仕掛けを用意。
当日の金沢八景はものすごい霧に包まれていた。宿の人から霧が晴れるまで出船できないと聞かされた。幻想的な雰囲気の中でタックル準備。予定より20分ほど遅れて出船となった。しかし、金沢八景からポイントの下浦は遠い〜!航程30分以上!船上でゆうさんたちとトークタイム。「ケミホタル(水中ランプの一種)をパキッとしたら破れちゃってさ〜」とやしきさん。一同で「破れるまで折る人聞いた事無いよ〜!」と大爆笑(笑)。一人だったら寝ぼけたままボ〜っと水平線を眺めているだけだもんね。思いがけず朝から楽しい船上になった。
エサはサバの切り身が配られた。針にエサをワーム掛け(去年のタチウオ釣行記をご参照下さい)にして投入開始。船長の指示棚は120m。水深は140〜145とのこと。タチウオはだいたい底から10〜20mのところにいると聞いている。とりあえず指示棚の前後5mを探る事にした。昨シーズン、浅場タチウオ1回、深場タチウオ(タチウオバトル)1回をそれぞれ経験して、水深100m以上のタチウオの方が難しいと感じていた。タチウオが触る棚、前アタリを察知できないとなかなか数釣りは出来ない。それもあって今回はあえてビシ鰺竿の160cmをチョイスしたのだ!穂先がすぐ目の前だし、おもり100号でも疲れ知らずで手持ち釣りが出来るしね〜♪この選択が吉と出るか、凶と出るか!?
水深125mから1m弱刻みでゆっくりめのシャクリ開始。竿をあおって止める。待つ。巻きながら竿先を下げる・・・の繰り返し。3回くらいそれを繰り返したところで来ました!
ガツ〜〜〜〜〜ン!
一投目からこれはもうたまりません(笑)。最初だから慎重に・・・な〜んて思わないで電動巻き上げの「MAX」でがんがん巻く。混雑しているからおまつり恐いしね。案の定、仲乗りさん二人がしょっぱなからおまつり解除作業に走り回っている。途中何度も竿を引き込まれそうな勢いを見せるタチウオ。ホント、たまりません。これが味わいたかったんだよ〜(T v T)/
顔を見せてくれたのはちょっと小振りな指3本分強の幅だった。それでもいいのさ!新鮮タチウオゲット!
二本目も順調にヒットさせ、巻き上げている途中でおまつりの要因となるので水中ランプは付けないようにとの船長指示が出た。
そこから船長の指示棚はまったく変わらず、流し変えもなし。まわりのタチウオ船も同様だった。そうとう食い気のある濃い群れがいるのだ!最初は謙虚に目標10本などと言っていたが、釣れる時に釣って冷凍庫でストックしておきたいからね〜(笑)。手返し良く、数を釣る!20本以上を目標にすることにした。(タチウオは身が薄いから、沢山釣っても切り身にしてジップロックで冷凍保存すればそれほど場所を取りませんよ〜。)
乱暴なシャクリは極力避けて、つねに仕掛けを張った状態を意識し、竿先に意識を集中する。途中何度か船長指示の120mで反応が出ない事があった。そういう時は思いきって130〜140mくらいの底付近まで仕掛けを落とし、棚リサーチのためにスローの電動巻き上げと竿を上下させる動きで電動シャクリをやってみた。時には130mでアタル。こんなに棚が幅広い釣りもあるんだなあ〜!と一人しみじみ。じゃあ、早めの電動シャクリだとどうなんだ!?と思って135mからちょっと早いピッチでやってみた。すると90mでガツ〜ン!今思えばこれは真棚(一番タチウオの魚影が濃い層)を仕掛けが通過し、食い気のあるタチウオが追いかけてきて食い付いたのか?
スローの電動シャクリはアタリ棚が見つけられない時には結構良い攻略法だと思う。女性にもおすすめ。むやみに竿を上げ〜、下げながら巻き〜・・・と腕力のない人がやるとどうしても穂先ががちゃがちゃ動いてしまう。これでは深場タチウオの微妙なアタリはなかなか察知できない。道糸(リールの糸)と竿に一定のテンションをかけつつ、仕掛けも踊らせる事ができる電動シャクリ。ぜひお試し下さい。ただし、乱用は禁物。喰い渋りの時は長めのストップを入れた基本のシャクリ誘いも大事です。私の場合、そういう時でも電動スローで巻いてストップの時にスプール押さえちゃいますけど(笑)。要するにズボラ!?
そんなこんなで、私も何度かおまつり騒ぎに巻き込まれ、ロスタイムもあったけれどなんと24本ゲットという過去最高の釣果を記録する事が出来た。ガツ〜ンをたくさん味わえて混雑していた事など忘れてしまうくらい釣りを堪能(^^v
今回の総評:タチウオエサ釣り電動リール釣法は電動シャクリも楽しいよ♪ |