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冬場のタチウオ餌釣り@観音崎
ビギナーおすすめ度:★★★★
釣行日 2004/12/14 中潮 港 :川崎   船宿 :つり幸

我慢できないタチウオ中毒患者達(笑)

冬場タチウオの釣り味に見せられた女が二人おりました。
私mamiとCさんです。何度か掲示板で「タッチー行きたいね〜!!」とやりとりしているうちに、もう本当に我慢できなくなってしまい、お互い忙しい(何で忙しいって二人ともほとんど釣り!)合間をぬって、中潮の観音崎へ繰り出す事に決定。
そしてここに同様なタチウオ中毒患者の男性が二名おりました(爆)。
Cさんと最近同行回数が増えているZENさんと、私がお世話になっている金鰺ツアーズのぐりさん。ぐりさんはジギング、他の3人は餌釣りで今回チャレンジ。ルアーマンと餌釣り師が同時に釣り出来るってのも、タチウオ釣りの面白さ。

で、タチウオ釣りの何が面白いかと言うと、第一にやりとり!電動リール釣法だと、基本的にはマックスパワーでガンガン巻き上げるのですが、ググイ〜っと巻き上げをストップさせ、竿が折れるかと思うくらいに抵抗するタッチーの引きは何ものにも変えがたい!あんな細ッコイ魚がそんなに引くの?って思っている方!甘いですよ!

入れ食いになるのか!?

一般的に、夏の浅場(水深20〜40m程度)のタチウオ釣りはビギナーにもおすすめとされている。その理由はアタリが比較的明確(いきなりガツ〜ンと食い込む事が多い)なのと、水深が浅いから一日手持ちで釣ってもそんなに疲れないという点。

じゃあ、冬場は何が違うの?っていうとまずは水深が違う。夏の餌釣りだとオモリ80号でいけちゃうのに、冬は下浦沖だと水深100m以上もざら。時には150mなんていう深場になる。観音崎で65〜75mくらい。そしてオモリも100号基準で時には120号も使うらしい。こうなると、初めて沖釣りをする人にはちょっとしんどいかもしれない。

そして一番の違いは食い方のパターン。ものすごくタチウオの活性が高い時は夏同様に明確なガツ〜ンという食い込みもあるけれど、かなり確率は下がる。活性が高くてもなぜか最初のアタリが微妙で、食わせるまでのテクニックが多少必要になってくる。

今回乗船した「つり幸」さん、私は初めて。船長のアナウンスはとても丁寧だった。「アタリはすごく小さいから良く穂先を見ててね。仕掛けも50〜70センチくらい短くして下さい。その方がアタリが出やすいから。シャクリは優しく。ピタッと止めた時にアタリが出る事が多いですよ。」と淡々とアドバイスしてくれる。こんなに長〜いアドバイスをしてくれる船長は初めて出会った。つり幸さん、やるねえ(笑)。

船長の指示に従って、用意してきた既成仕掛けを上から50センチ強短くして使用した。餌はサバとサンマの切り身が配られた。両方とも塩漬けではなくて、瑞々しくて身がしっかりしてて、とてもフレッシュ。人間が食べても良いくらいだった。思わず「美味しそう〜・・・。」と言ったらCさんに「食べちゃダメですよっ!」とつっこまれた。は〜い、気をつけます〜(爆)。

この日はまさに「魚はいるけど喰いが浅い」パターンにはまっていた。ポイントとなる観音崎に到着して、釣りをスタートしたのが8時頃。まわりには既に船団が出来ていたが、どうも全体的に活気がない。今までの私のタチウオ釣りは朝から入れ食いというパターンばかりだったのでちょっと戸惑った。一流し、二流し・・・船中なかなかアタリが無い。9時頃、やっとぽつぽつアタリ出した。我々4人の中で最初に釣り上げたのはCさん。なかなかの良型!そこから私にもヒット。ぐりさんもしばらくしてしっかりゲット!ZENさんはもうほろ酔い加減で(って関係ないけど)なかなかあたらないらしい。しかしアタリが続かない。同弦のミヨシの常連さんは何やら不思議なロッドアクションを繰り出していた。観察してみると、仕掛けを棚で止めた後、穂先をフワリフワリと何度か上下させてピタッと止める。微妙な間を置いてグイッとアワセの動作をするとなんとタチウオが乗っているのだ!なんだこれ!?初めて見た・・・。

来ればでかいぞ〜!

アタリがあっても食い込まない事が数回続いた。船長がそれに気付いていたのかいないのか、またまた素晴しいアナウンス。「アタリがあったら、少し送り込んでから合わせると良いですよ。」送り込む・・・喰いが浅い時は今までそのまま誘い上げて追いかけさせる釣り方をしていたが、今日はその「送り込む」ってのをやってみる事にした。

アナウンスの後、しばらくして前アタリを察知。餌を引っ張られた。間髪入れずに穂先を少し下げて仕掛けを送り込み、また聞きあげる。が、再度引っ張られて餌を離した感触。すかさず再度穂先を下げて、今度は鋭くピシッとアワセてみた。すると来ました!ガツ〜〜〜〜ン!!!「送り込んだら来ましたよ〜!」CさんとZENさんに巻き上げながらお知らせする。「え〜!?送り込むの?ZENさん、送り込むんだって!」「僕達、向こうアワセ釣法だから。」訳の分からない回答が返ってきた(笑)。

マルイカの喰いが浅い時もそういえば送り込んだ。イカはスッテを魚だと思って抱きつく。タチウオは切り身餌を魚だと思ってかじる。なんとなくこの両者には共通点がありそうだ。

しばらくすると、仲乗りさんのような常連さん(!?)が様子を見にきてくれた。先ほどから私が気になっていたミヨシの常連さんの釣り方をレクチャーしてくれた。棚で仕掛けをフワフワさせてピタッと止める。これがここの常連さんのお得意釣法らしい。餌をタチウオにアピールしておいて、じっくりくわえ込む間を作ってあげるのが目的なのだろう。これも試してみたが、どちらかというとアタリを敏感に察知して送り込む釣法の方が私には向いているようだった。

テクニック重視派におすすめの釣りです(^^v

午前船が引き上げる頃からだんだんと入れ食いモードに突入。とは言っても、いきなりガツ〜ンと食い込む事はほとんどなく、何度か送り込んだり誘い上げたり、皆それぞれテクニックを駆使して食わせていた。魚はいるけど、針掛かりさせるのにテクニックが要る。カワハギ釣りにも似たもどかしさがますます私のタチウオ中毒をひどくしそうな予感がした(笑)。更に、生きエサ釣りじゃないのに、生きイワシのヒラメ釣りを彷佛とさせる魚との神経戦。これ、本当にたまりません。

全長1メーター前後で指4本分幅以上がほとんどだった。5本幅も数本。しかも脂の乗りが夏場タチウオとは比較にならないくらいすばらしかった。

釣り味エキサイティング&食べて美味しい冬のタチウオは今後私の定番釣りに確定!





【おすすめ度解説】
★=ちょっと難しいかも ★★=他の船釣り経験者なら行ける! ★★★=他ジャンルの釣り経験者なら行ける!
★★★★=ちゃんと予習してからなら!  ★★★★★=船長&ベテランに聞きながら楽勝。気楽にGO!

 

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