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キャスティング主催
深場釣り教室「ライトアコウ&中深場五目ツアー」
ビギナーおすすめ度:★★★
釣行日 2004/12/23 中潮 港 :平塚   船宿 :庄三郎丸

ライトアコウって何だ!?

「12月にライトアコウのツアー組みますので、是非参加して下さい!」
当方の釣行記&掲示板でちょくちょく登場する「かたぽん」君からメールが入った。アコウって魚がどんな形をしているのかも、そしてライトアコウというのがどんな道具でどんな場所でやるものかもさっぱり分からなかったが、道具は全てレンタル、仕掛けも市販品を使うと言うことなので、深く考えずに「是非参加させて下さい!」とmami&yamaちゃんは早速申し込み。

今回のツアーは、沖釣りの中でも「道具が高い」「釣り場が遠い」などの先入観(一部当たっているが)でファン層が限られている深場釣りをもっと身近に感じてもらおうというのが狙いらしい。ダイワのフィールドテスターである田原氏をアドバイザーにお迎えし、レンタルタックル+乗船料+エサ+氷+参加費全て込みでなんと¥10,000というお手軽さ!以前にレンタルタックル込みの本格深場釣りはだいたい¥30,000と聞いていたからこれは嬉しい企画。

今回私が貸していただいたタックルは・・・

電動リール :ダイワ シーボーグ・ブル1000(メーカー希望小売価格95,000円/店頭相場70,000円前後)
ロッド   :ダイワ ファイアージャック205M(メーカー希望小売価格46,800円/店頭相場35,000前後)
ホルダー  :ダイワ パワーホルダーLS160S

ロッドホルダーは二本足のものでないとダメ。おもいオモリ&タックルだから、ロッドホルダーにも気を使わなくてはいけないのだ。
そして、タックルの落下防止に使う尻手ロープももう見るからに「ロープ」という頑丈そうなものを付けていただいた。普段手持ちタックルの釣りをしている私からすれば全てがへヴィーなのだが、これでも「ライトタックル深場」。で、ライトだとかへヴィーだとか、いったいどれだけ違うのかよくまだ分かっていないけれど、今回のタックルの重さはと言うと・・・

電動リール:1470g
ロッド  :625g

ロッドとリールだけで合わせて2キロオーバー。これはもちろん、手持ちで使うわけではないが、聞いただけだと未経験者は「そんな重いタックル疲れちゃう・・・」と思ってしまいがちではないだろうか。ところがどっこい・・・なんだな〜これが(笑)。

 

実釣(^^V

シーボーグ・ブル1000の道糸はPE8号800m。前半のライトアコウで使用するオモリは250号。仕掛けはキャスティングで購入した「庄三郎丸特製:アコウ仕掛け」を使用した。
針:丸ムツ20号/ハリス10号/幹糸12号/枝糸50/枝間120cm/6本針/全長7.2m
というむちゃくちゃ絡みそうな仕掛け!(爆)。仕掛けを取り出すときに早速、田原氏からアドバイス。針数が多いから絡みを防止するために、一個取り出してはエサを付け、船べりの下の棚に並べると良いらしい。早速その通りに実行。なるほど、エサのサバ短冊が重しになって、ちょっとくらいの風では仕掛けが絡まない。ポイントまでかなり船は走った。平塚沖でここまで来た事は無いぞ!って位、かな〜〜〜り沖(笑)。まわりに船がいない。

「トモから1番、次が2番・・・3番という具合で、ミヨシが5番。左右とも番号呼ばれた順に投入して下さい。」との船長アナウンス。右舷大トモが田原氏。その隣、2番が私であった。田原氏の指示で、仕掛けを船べりにきれいに並べる。田原氏はマグネットシートを利用していた。「1番どうぞ〜。」合図とともにまずは田原氏と左舷の1番が投入。しばらくして「2番どうぞ!」ドキドキ。250号オモリを放り投げる。ピシッピシッときれいに針が海中に吸い込まれる。最後の針まできれいに投入完了。とりあえず第一投成功!「なかなか上手いよ!」田原氏にほめられた。エヘヘ(笑)。「3番!」YAMAちゃんの番である。緊張の面持ちでいたYAMAちゃんも無事投入完了。さてさて、あとは底に付くのを待つだけである。

のんびりした釣りなんです。

最初の水深は約530m(深い!)。仕掛けが底についたら、糸のたるみを巻取って底立ちを取る。時々、おもりが底をたたくくらいに調整するよう、船長から指示が出た。底立ちを取り直しながら、あとは穂先を見つめてアタリが出るのを待つ。それだけ。湖での浮き釣りを思い出させるくらい、のどかでほのぼの〜とした雰囲気だった。幸い、天候は晴れ&凪ぎ。田原氏やキャスティングのスタッフと談笑しながらのんびりと一流し目を楽しむ。

ミヨシにアタリがあったらしい。巻き上げはアタリがあったとしてもそのままにしておいて船長の指示で全員が一斉に行うのが基本のようだ。お祭り防止の為だと思う。(って、その点ちゃんと聞いてこなかった・・・)あまりにも不審な動きがあったら巻き上げる場合もあるみたい。右舷ミヨシは強烈な引き込みなので巻き上げ開始。何がかかったのかまだ分からないけれど、竿がギュンギュンしなっている。

しばらくして船長から巻き上げの指示。「ハイスピードで巻いて良いですか?」と田原氏に質問。やや早めの中速がベターとのこと。巻き上げ開始したら、yamaちゃんの穂先がグイグイッとシグナルを出した。「何か釣れたの?」「わかんない。」あきらかな深場素人の我々らしい会話。残り400m・・・350m・・・長いな〜(爆)。

初めて見たバラムツ〜!

「深場釣りは巻き上げているときなら何してても大丈夫だよ。投入中と仕掛けが底にあるときはしっかり見ていないとだめ。投入中、道糸が流れ過ぎたらちゃんとサミングしないと、特にトモだとスクリューにからまって切れてしまう事があるしね。」田原氏がそう説明してくれた。

何が掛かったか、ある程度慣れた人なら何の魚か想像できるらしいけれど、田原氏クラスでも分からない時が多々あるらしい。上がってきてからのお楽しみ。それも深場釣りの醍醐味だと教えていただいた。

なんと、右舷ミヨシに来たのはバラムツだった。聞いた事はあるけれど、実物は初めて見た。全身、脂で出来ているのか!?ってくらいにトロトロの身で、珍味というか美味らしい。ところが食べると10人中ほぼ10人がお腹をこわすらしく、食べたいけど恐〜い魚(爆)。ひととおり記念撮影をして、このバラムツは海に帰って行った。元気良く底を目指して泳いでいった。すると船長が「あ〜〜〜!逃がしちゃったのぉ〜!?今度バラムツ釣れたらとっといて!」と雄叫びを上げていた。・・・船長、バラムツどうするのかな!?

yamaちゃんの初深海魚(爆)

で、肝心のyamaちゃんには何が釣れたかと言うと、これまた初めて見た。

「トウジン」

鼻っつらがとんがっている。鼻が高いから「唐人」!?ヌメヌメしているし、尻尾は蛇みたいだし、変な模様のウロコだし、目は飛び出ている・・・やや全体的にスケルトン。パーフェクトに気持ち悪い容姿(爆)。二人して「なんじゃこりゃ〜!」とギャーギャー騒ぎまくる。一応、食べられる魚らしいので、何事も経験だからとりあえずお土産として確保。でも、これ誰が捌くのかな・・・私はいやじゃ〜。(結局、捌きましたけどね。)

2流し目。

全員が無事に仕掛けを回収し、流しかえ。船が走っている間はまた仕掛けを船べりの棚に並べた。

道中、田原氏から色々と深場釣りについてお話を伺う。ベニアコウ、タラ、キンメなどなど・・・美味しそうな魚の釣り方から釣り場、タックル、そして食べ方まで。The Fishingで拝見したそのままの優しい口調でニコニコとお話しして下さった。田原氏のタックルはダイワのマリンパワーとファイアージャック。今回のライトアコウでマリンパワーほどのリールは必要ないそうだが、ちょっとテストしたくてご持参したとのことだった。このリールの巻き上げパワー、ドラッグ性能、そして巻き上げ音の静かなことに驚いた。ショップでショーケースに入っているウン十万円のリールが実際に使用されているのを見ているだけでも、なんだか胸がトキメク私。(我ながら変な女だと思う・・・)

さてさて、2流し目。一回目と同様に、1番から順に投入開始。全員難なくクリア・・と思ったら、最後の5番手、ミヨシの方の仕掛けが投入時にからまってしまったらしい。「投入順序が最後の人なら万が一トラブルになっても大丈夫だけど、2番手や3番手だったら、次の流しまで休憩になっちゃうんだよ(笑)。そういう時に限って、本命が釣れる流しだったりして悔しい思いすることもありますよ。」田原氏が言った。なるほど。深場釣りは一日で10回も投入できないから、一回一回、トラブルを起こさないように確実に投入しないとチャンスを無駄にしてしまうのだ。緊張感を持つ場面と、のんびりする場面の差が激しい釣りである(笑)。その緩急もまた魅力のひとつかもしれない。

この流しでも私にはアタリなし。yamaちゃんが先ほどと同じ「トウジン」と一緒に、またもや変魚「深海アナゴ(俗称?)」を釣り上げた。見た目はとてもアナゴに似ていたが、やはりちょっとスケルトン調で、ヌメヌメも真アナゴなどとは異質な感じ。深場の魚って気持ち悪いものが多いの?(爆)

3流し目。

3流し目でやっと私にもアタリ到来!
回収の合図で巻き上げスタート。
穂先がときおりガクガクする。
スタッフかたぽんと田原氏、そしてmamiの3人で穂先を見つめながら談笑。
ガクガクする度に、「アコウかな?」「トウジンかもね。」「なんだろう?」と想像を巡らせる。
もしかしたらこの時点で田原氏には何が釣れたかわかっているのかもしれない。でも、「想像」が楽しい釣りなんだよ、と教えて下さっただけあって、ズバリとはおっしゃらなかった(笑)。

緊張の一瞬。
仕掛けの回収中。田原氏とともに同乗した某APCの方も一応待機している(笑)。


これまた初めて見る変魚「オキギス」(爆)。
めん玉飛び出してて、ヌルヌルしてるのは深場のゲストの共通項なのか!?シロギスと「ギス」は一緒だけど全然違う魚。私が水深500m以上ではじめて釣った魚である。
水深300mの中深場五目

船中アコウが3匹。バラムツ4〜5匹。トウジンなどのゲスト多数。後半のお土産確保目的である「中深場五目」に釣りもの変更となった。おもりは250号のまま。水深は280〜300mと少し浅め(浅いのか!?)の江ノ島沖ポイントに移動。

田原氏、手持ちタックルに変えていた。田原氏にとって300mはそれこそスーパーライト深場なのだろうか?(笑)。私たちはアコウ狙いと同じタックルでロッドキーパーに掛けたまま釣る事になった。

ここでは投入順序は指示されず、めいめい好きに投入&回収して良いと船長アナウンスがあった。仕掛けは5本針仕掛けを使用。
針:ムツ白17号/ハリス8号/枝糸60cm/幹糸14号/枝間120cm/全長7m。
若干ハリスが細くなった程度で、長さなどはアコウ狙いとほぼ一緒。

底立ちを取ってしばらくするとゴンゴンっと言った感じのアタリが出た。さっそく巻き上げ。シロムツが1匹。5本針なのに1匹である。もったいない〜(笑)。先ほどよりも水深が浅いとは言え、300m巻取るのはやっぱり結構時間がかかる。一度の投入で効率良く釣らないと、深場釣りではあっという間に時間がたってしまう。故に針数が多い仕掛けを使うのだ。

この後、シロムツ入れ食い。でも、投入から回収まで時間がかかるから数が伸びないったらありゃしない。追い食いを狙うように田原氏から指導を受けるが、いまいちタイミングというか時間の見計らいが出来ない。シロムツは意外と口が弱いらしく、追い食い狙いしている間に先に掛かった一匹がバレてしまっていることも考えられる。それでもなんとか一荷も交えて5匹のシロムツゲット!

シロムツが途絶えた沖上がり間近、もっと引き込みの強いアタリが出た。巻き上げ途中もなかなか良いファイトを見せる。上がってきたのはなんとも可愛らしいミニなメダイであった(笑)。これが最後の獲物で、今回のライトタックル深場終了!

楽しかったです♪

起き上がり後、スタッフさんが用意してくれた暖かいおでんを頂き、表彰式!バラムツを釣った人、本命アコウを釣った人などに賞品が授与された。「最初にトウジンを釣った」ということでyamaちゃんが「ダイワ・棚センサーブライトPE6号300m」を頂いた。かなり実用的で嬉しい賞品に喜んでいた。

私はたった一人の女性参加者。なのになぜ〜〜〜か「レディース賞」ということで、スタッフさんが釣り上げたアコウを頂いてしまった(笑)。これはもう最高に嬉しい賞品!そして全員に田原氏から著書をプレゼント。

深場釣りの楽しみ方を知り、意外な楽チンさに驚いた一日だった。

なんとな〜く、はまりそうな予感がしますよ(笑)。

 

 

頂いたアコウはお鍋と西京焼きで食べました。どれも絶品!

トウジン君は西京焼き用に漬けた後、なぜか恐れられて今も冷凍庫で眠っています・・・いつか食べるからね(笑)。

 

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