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釣行レポート番外編


2004年7月17日

<前編 シロギス釣り>
この夏、強化されたい者は飯岡に集合せよ
「夏ヒラメっていつ頃から釣れるんですか?」この私の問いかけに姉御丸の姉御さんが答えてくれた。
「6月から釣れますが、釣果が良くなってくるのは7月です。飯岡に来ませんか?」
そこからどんどん話が膨らんで、なんやかんやと男女合計11名でのヒラメ強化合宿が決行されたのである!

7月17日・・・1日目 飯岡港清勝丸 午後シロギスにて親睦釣行
       民宿「入船」に一泊(素泊まり)
7月18日・・・2日目 飯岡港清勝丸 午前ヒラメにて強化釣行

はてさて、生きて帰れるのか?そして女釣り師達にヒラメは釣れるのか!?
1日目と2日目に分けて楽しい合宿の模様をレポート致します\(⌒ O ⌒)/


まずはシロギス釣りで楽しもう!

 今回の合宿では1日目がシロギス、2日目が本番のヒラメ釣り。初日のシロギスに参加したのは女性7名男性3名。メンバーは姉御さん、管ちゃん、サバ子さん、ひらめ・ジャネットさん、もぐもぐさん、当日参加決定の「E]さん、mami、の女性7名とはまゆうさん、シャークさん、草餅太郎さんの男性3名。この中で管ちゃん、「E]さん、シャーク・つしまさん、草餅太郎さんは私と初対面。「E]さん以外は全員、東関東自動車道の大栄パーキングに午前10時半に集合することになった。

 私はご近所のはまゆうさんともぐもぐちゃんを愛車でお迎えに行き、早めの10時頃に大栄パーキングに着いた。姉御さんの顔はもちろん分かるけれどいったい誰とどんな車で来るか聞いていなかった。「まだ来てないみたいね!」とのんびり3人で車中待機。するとはまゆうさんが叫んだ。

「あ、あの踊ってる人姉御だよ。」

言われて見てみると本当に踊っている赤いサングラスの女性がいた。間違いない、姉御さんだ。しかしなぜ踊っているのだろうか・・・・。姉御さん達の車はワインレッドのでっかい四駆だった。シャークさんと管ちゃんと一緒に姉御さんは来ていた。よく見ると車のリアガラスに「夏ヒラメ強化合宿」の張り紙がしてあった。さすが姉御さん・・・と思ったが全く我々はその張り紙に気付かなかった。姉御さんが踊っている方がよっぽど目立っていたのだ。そして我々の車の横にいたのが草餅太郎君だった。サバ子さんとひらめ・ジャネットさん(以下ひらジャネちゃん)も到着し、四台連なって一路飯岡港を目指した。

 飯岡港に到着すると、「E]さんがいた。挨拶もそこそこに皆で乗船。

「どこでも好きなとこ座って良いよ〜!ほぼ貸し切りだからっ!」

姉御さんの号令で皆思い思いに散っていった。私はシロギスだと胴の間が好き。まっすぐ前に投げる練習が出来るからだ(笑)。ひらじゃねちゃんをトモから二番目の右舷に座らせ、コーチ役を兼ねて隣に座ることにした。同じ右舷の大トモは草餅太郎君(以下、草餅くん)。草餅くんのバックグラウンドはこの時点でよく知らなかったが、当方の掲示板での印象は予習復習を忘れない勉強家タイプの釣り師といった感じ。さて、どんな人だろう?

 天気は晴れ。うっすらと雲が出ていて、釣りをするのに最高だった。港を出るとそこには外房の荒海が・・・・・・なかった。姉御さんの言っていたことは本当だった。「外房だって、相模湾も真っ青のべた凪があるんだよ。」って。海の色がすばらしくきれいだ。東京湾とも相模湾とも違った雰囲気に感動していた。一昨年の11月に生まれて初めて外房の沖釣りに出た時は、「こんなところで釣りするなんて正気じゃない。」とさえ思ったのに。ここがあの時と同じ海とはなかなか信じられなかった。ひらジャネちゃんも「気持ち良いでねえ!こんなの外房じゃないみたい!鳥羽一郎が似合わない・・・。」と言っていた。

 20〜30分でポイント到着。まずはひらジャネちゃんにキャストの仕方をレクチャー。真下に落としてもいいけど、出来そうだったらキャストしてみなね、と言ってまずは一投目をしてもらった。やはりキャストは難しいらしく、彼女は下に落としていた。私は久しぶりのシロギス釣りだけど、とりあえず前方にキャストしてみた。気持ちよく天秤と仕掛が飛んでいった。ちょっと早めに「さびいて」きて(底をずるずる這うように手前に寄せてくる動作)まずは海底リサーチ。根掛かりするような障害物はなさそうだ。早速アタリが来た。久しぶりだから、シロギスとメゴチのアタリが区別できない。でも、第1投目のアタリと引きは大きさや種類に関係なくドキドキ出来る。あがってきたのは残念、外道のメゴチだった。とりあえずリリース。まずはシロギスが釣りたいのだ!

 私の左となりの管ちゃんもひらジャネちゃんと同じくらいの沖釣り初心者。シャークさんがコーチ役のようだ。真剣な表情で竿を持っている。むむ?何やら騒いでいる。カメラを持って管ちゃんのところへ行くと、なんとジャンボシロギスとチビヒラメの一荷だ!なんて楽しい一荷なの!管ちゃんは最上級の笑顔をカメラに向けてくれた。

「いいねえ!かわいいねえ!」

するとシャークさんが、「管ちゃんはmamiさんと同い年だよ!」と・・・。まじですか?私ってこんなにキラキラしてないんですけど・・・。

 私とひらジャネちゃん、草餅くんにはなかなかシロギスが来なかった。草餅くんはシロギスなしで連続20匹くらいメゴチを釣っていた。「連続でメゴチ20匹釣れ!」って言われても難しいはずなのに・・・。草餅くんの苦笑いが続く中、なんとか私とひらジャネちゃんはシロギス1尾目ゲット。「どう?楽しい?」と聞く私に「楽しい〜!!!」と満面の笑みで答えるひらジャネちゃん。久しぶりの沖釣りをすでに堪能しているようだ。誘って良かった。しかし、日焼け対策どころかタンクトップで釣っているひらジャネちゃんって・・・・・若いよ。あんたもホントに私と同じ年かね?

 どこまでも続く青い空と海。そこにおなご釣り師が7名。なんて素敵なシチュエーションなんでしょう。(そう思っているのは私だけ?)姉御さんは自分の釣りもそこそこにあちこち飛び回っている。いつも思うのだが、この方のホスト振りは完璧である。口は悪いけど(笑)。全員を激励し、タイムリーな喝を入れてくれる。お陰で姉御さんとの釣行はいつもメリハリが利いて楽しく過ごせるのだ。ありがとう、姉御さん。

 そして、清勝丸のお客さんと言うよりはもう船宿の人にしか見えない位出船前からテキパキと動き回る姉御さんに本当に感心した。沖釣り歴が単に長いだけでは出来ない芸当だ。いつも人のことを思いやり、気遣っているからこそである。腕前もさすが。(顔出しNGの姉御さんだけど、サングラスしてるし今回はいいかな?)頭に光る「釣」の文字が迫力を増している。このキャップが似合う女性は彼女以外考えられない・・・。

 実は、開始早々から私とひらジャネちゃんのシロギスゲット率は低かった。メゴチ・メゴチ・メゴチ・メゴチ・メゴチ・・・シロギス、といった感じ。途中で様子を見に来た逆舷のはまゆうさんは「20匹超えたよ。」と言っているのに私は3匹。ひらジャネちゃん2匹。しかも私の天秤がむちゃくちゃ仕掛と絡む状態が続いていた。仕掛を新しいのに変えてもだめ。姉御さんに泣きついてみると、「じゃあこの夢天秤使ってみなよ。今日はオレンジ系の仕掛が釣れるよ。」と天秤と一緒にアドバイスを頂いた。「でも赤とかオレンジ系のビーズとか持ってきませんでした(T_T)。」さらに泣きつく私に秘密のオカチャン仕掛を一組私にくれた。手作りの素晴らしくゴージャスな仕掛だった。「姉御さんのためにオカチャンが作ってくれたモノだから・・・。」遠慮する私に「いいから!」と仕掛を握らせてくれた。

 オカチャン仕掛を使い始めてからシロギス連発!オレンジパイプが装備してある上針にばかりシロギスが来る。「プルプル〜!」っと気持ちの良いアタリをたくさん感じられてご機嫌になりつつある私と正反対に、なぜかひらジャネちゃんが(珍しくも)怒りはじめた。「ぜんぜん来ない!」とふくれっつら。姉御様から頂いた仕掛を貸そうか?と聞くが、「いいです。これでがんばる!」と真剣な表情。メゴチがかかると

「も〜〜〜!(* ̄^ ̄)」

と怒りもあらわに海へ投げ捨てる。彼女との釣りは今回が3回目なのだが、こんなに真剣に悔しがっているのは初めて見た。これは面白い。ふふふ。はまってきたね、「釣り」に。

 ひらジャネちゃんに金針仕掛を使わせていたので、「赤い針の仕掛に変えてみたら?」と渡した。しばらく最初と同じ仕掛でがんばっていた彼女だったがさすがに何かしないと状況が変わらないと思ったのだろうか、素直に赤針仕掛に変えた。そして一生懸命前方へのキャストを練習し始めて、だんだんと飛距離も伸びてきた。偉いぞ!

 キャストも誘い方も上手になったようだ。なんとひらジャネちゃん一荷でゲット!やっと彼女に笑顔が戻った。ちょっと安心した私。それなりにさびいてくるスピードも教えてあげたりしたけどちゃんと伝わったかな?

 今日は早めに誘ったりさびいてくるとメゴチのヒット率が高い。遠目にキャストしてゆっくりと誘ってくるとシロギス、というパターン。船下で小突くように誘って釣れたシロギスは私の場合1尾もなかった。船のシロギス釣りと私の大好きなサーフの投げシロギス釣りはとても似ている。同じ魚を釣る方法でも、陸と沖で全然違う場合があるけれど、シロギスは投げ釣りの感覚や経験が結構役に立つ。特にここ飯岡ではそう感じた。道糸をピンと張り、ゆっくりとさびいてくる。一回目のアタリ。そのままゆっくりと同じペースでさびいてくると2回目のアタリ。一荷達成だ。軽いおもりでダイレクトに感じる潮の流れとシロギスのアタリ。これが楽しい♪10〜20m先の小さな魚のアタリを穂先と手に感じるのって不思議だなあ、と思う私であった。

 逆舷から姉御さんのおたけびが聞こえた。

「なめろうゲットォォォォ〜!」

な、なめろうゲット?そういえば掲示板で「シロギスの時、鰺のなめろう食べたいからはまゆうさん準備よろしく。」って姉御さんが言ってたけど、鰺なんかどうやって釣れるんだ?って思ってた。が、実際にもぐちゃんが釣ったらしい。これは面白い。「あと2匹釣って!」の姉御指令を受けてはみたものの、どうやったらシロギス仕掛で鰺が釣れるんだろう。

 それからしばらくなめろうはゲットされず、ぽつりぽつりとシロギスは釣れ続けた。アタリもなく船下まで来た仕掛を回収しようと巻き上げている時に突然竿がしなった。糸が横に走る。「何?これ何?」細いハリスが切れないように慎重に慎重にやりとりして上がってきたのは、なんと「なめろう」だった。いや、鰺です。大声で姉御さんにアピール。

「よくやった!あと一匹!」

と喜ぶ姉御さん。でも、やっぱりどうして釣れたのか分からない私(笑)。そして残りの一匹を釣ったのはひらジャネちゃん。大喜びである。「面白かったでしょ?」「うん♪面白い!」二人しておおはしゃぎ。これでなめろうにありつけるのだ。ヨシテル船長が魚探を見てポツリと言った。「鰺、反応出ちゃってるよ(笑)。」

 まもなく、料理長・はまゆう作の「鰺のなめろう」が運ばれてきた。みんなで争うように食べる。私のクーラーをテーブルにしてシャークさんが酒盛りをはじめた。

「うめ〜〜〜〜!!!!」

ビールをかっくらっている。カメラを向けるとグルメ番組顔負けのショットを提供してくれた。サービス精神旺盛なシャークさん。さすが姉御教信者。

「美味い!感動した!はまゆうさんにお礼言ってこよう。

 はまゆうさ〜ん!美味い〜!!」

感動を声の大きさで表すシャークつしまさんであった・・・。

 そういえば、おなご釣り師会に新入会した(させられた?)サバ子さんはどうなんだろう?覗きに行くとマイペースにのんびりと楽しんでいらっしゃった。今回もサバ子さんはニュータックルを仕入れていた。(仕入れてしまった・・・?)

「釣りに行くたんびに道具買ってたらもう3セットです。どうしましょう。」

嬉しいような辛いような表情のサバ子さん。素敵です。そのまま釣り地獄にはまってください(爆)。

 我々の中にただ1人、混ざってしまった男性がいた。(右写真一番奥の男性)この方はどんな心境だったのかと後から思った。女だらけ。しかもうるさい。船上でアジたたいてる。ビール飲みまくってる・・・・。姉御さん、あの方にまた清勝丸でお会いしたら聞いてみてください。「楽しかった?」って。

 楽しい時間はアッという間に過ぎていった。「これが最後の流しです〜。」とヨシテル船長のアナウンスを聞いて渾身の一投。ひらジャネちゃんと「最後にバシッとシロギス釣りたいね!」と気合いを入れ合った。かなり遠目にキャストしてゆっくりとさびいてくる。アタリ一回・・・二回!メゴチの一荷でないことを祈りつつ巻き上げると・・・・きゃ〜〜〜〜!!!!シロギス一荷だよ〜〜〜〜!!!

「やった!一荷!一荷!」

高々と持ち上げてミヨシにいる姉御さん、シャークさん、管ちゃんに喜びを伝えた。「イエィ!」「おおお!」「すごい!」3人のヨイショを頂き大満足。片づけをして帰港となった。

 陸にあがるとおかみさんとお姉さんがスイカを用意してくれていた。夏を感じる。みんなでガツガツとスイカを食べた。カメラを向けるとちゃんと姉御さんがサービスしてくれた。とってもかわいいショットなんだけど一応目は隠しました。姉御さんの「愛」で。

 車に荷物を積み込み、宿泊予定の民宿へ向かった。というか、船着き場から歩いて2分の所だった!とりあえず宿泊用の荷物を部屋に運び、浴場のある施設へみんなで移動。入浴料¥1000なり。ちょっと古びた健康ランドといった雰囲気であったが、みんなで一緒にお風呂にはいるってだけでも面白かった。修学旅行気分。さっぱりとしたところで夕食をとるために清勝丸の女将さんおすすめの店へ向かったけど満席。いくつかおすすめの店をめぐるがどこも連休初日でいっぱい。このまま食いっぱぐれるのかと思ったが最後に向かった焼鳥屋さんが奥座敷を提供してくれてなんとか夕飯ゲット。我々がそのお店に入ろうとしたまさにその時、祭りのお囃子隊がやってきて、突然パフォーマンスをはじめた。迫力満点。あっけにとられながら店にはいることもせずに全員で見とれた。>>>Quicktime Movie 568kb

 腹ぺこくたくたのメンバーだったが、お酒と食べ物さえ出てくればパワー全開!ほとんど釣りの話しだったけど話題はあっちに飛びこっちに飛び・・・。沢山食べて沢山笑った。翌日の強化釣行を考えて節制する者はなし(笑)。さ〜て、本番のヒラメ釣りははたしてどうなるのか!?

後編「指令!ヒラメを釣りなさい!」に続く・・・・・。




【おすすめ度解説】
=ちょっと難しいかも ★★=他の船釣り経験者なら行ける! ★★★=他ジャンルの釣り経験者なら行ける!
★★★★=ちゃんと予習してからなら!  ★★★★★=船長&ベテランに聞きながら楽勝。気楽にGO!

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