学生時代に始めたブラックバスから、年数で言えば10年くらいルアーフィッシングをやっていたけれど、これといった釣果も残せず、釣れない釣りを趣味としていたようなものだった。
釣果が伴わないのは道具が悪いのか、ルアーのチョイスが悪いのか、場所が悪いのか、根本的に腕が悪いのか・・・同行する(というか強制連行していた)友人達もさっぱり釣れなかったので、自分の釣りに対して真剣に反省したり勉強することが当時はなかった。
2002年からはすっかり餌釣りメインになってしまい、堤防でアジやメバル、沖に出てからはマダイやイシダイ、イナダなどルアー時代には想像もできなかった夢のような魚を釣り上げる事に成功した。
沖釣りに対して「船長が魚の居るところに連れて行ってくれるのだから釣れて当然でしょ!?」なんて意地悪を言う友人もいるのだが、当然のようでいて当然でないところが沖釣りの奥深さ。釣れる人、釣れない人の差が激しく出る場合も多々ある。そのお陰でいつのまにやら私はテクニック、道具、仕掛けなどについて真剣に考えなきゃいけなくなっちゃったのだ(爆)
そんなこんなで3年くらい沖釣りにどっぷりはまって培った知識と経験を背中にしょって、先日2〜3年振りのシーバスルアーに挑戦した。正確に言うとボートでのシーバスは生まれて初めてだったのだが。
釣れない釣りを10年も続けていられたのは、やっぱり50回、100回、1000回ルアーを投げ続けてやっと釣った1匹とのやりとりの印象が強かったからだろう。
それを今回のシーバスで改めて感じた。魚を掛けた後、ロッドとラインが本当に頼りなかった。魚のパワーに尻込みしながら一生懸命リールを巻いたのは久しぶりだった。
ラインの先には小さなルアー。ただそれだけで私と魚が繋がっているという緊張感。
きっとウキの磯釣りで狙う大物もこんな感覚なのだろうな、と思った。
62センチ1キロちょっと。たった1キロの魚があんな引きをするのかと改めて感動。
80号ビシもなく、重いリールも持っていないのに私は必死でロッドを握りしめて格闘した。
上がって来たのは美しい銀色をした回遊性のシーバスだった。
必釣必食(必ず釣って必ず食べる)をスローガンにしている私だが、その美しさとパワーに敬意を表し、何年振りかで大物をリリースした。
釣り上げるまではキャプテンに「この辺のシーバス美味しい!?」なんて聞いていたのにね(笑)。
ロッドの対応ルアーウエイト&ラインウエイトの意味もやっと分かった。(遅い!)
餌釣りをやりこんだお陰でルアーの動かし方もなんとなく分かった。(10年ルアーやった意味は!?)
ルアーでだって釣れる時はバシッと釣れるってことも分かった。(ボートシーバスでのビギナーズラックだとは思うけど。)
これからも色んな釣りを楽しんでいくと思うけど、ルアーシーバスも私のラインナップに再度加えてみよーっと。
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